エクアドル・キト、「コトパクシ火山」噴火に伴う影響
エクアドルの首都キト(Quito)の南約45kmに位置する「コトパクシ火山」(標高 5,897m)が、現地時間2015年月14日の朝方04:40頃に2回、10:50と午後の2回ほど噴火いたしました。同火山の噴火はおよそ140年ぶりとなります。
上空8,000メートルに達する火山灰を噴き上げた非常事態を受け、エクアドルのラファエル・コレア(Rafael Correa)大統領は8月15日に周辺数ヵ所村などに避難命令を発出いたしました。
噴煙は風向きによってはキトの町、並びにキト郊外の谷に位置する町一帯に火山灰が降り注ぐ可能性もあり、現時点ではキト南部の町ではうっすらと積もる火山灰が確認されています。
噴火直後の現地8月14日(金) 16:30時点では、キト空港発着便は通常通り運航しておりましたが、その後、数便のフライトに影響が出た模様です。
なお、現時点ではキト空港は閉鎖されておりませんが、今後の火山活動の状況によっては、何らかの影響が生ずる可能性もあります。
現在、エクアドルのキト周辺にご滞在中の方、また近日中にエクアドルへのご旅行をご予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。
情報提供:株式会社ラティーノ、日本海外ツアーオペレーター協会