KNT-CT、6月の国内旅行は2.5%増-団体、個人ともに増加
KNT-CTホールディングスの2015年6月の旅行取扱概況で、国内旅行の取扱額は前年比2.5%増の295億730万円となった。このうち、団体旅行は5.7%増の122億1287万円と前年を上回り、個人旅行も1.3%増の38億7582万円と増加。企画旅行は前年並みとなった。
団体旅行のうち、一般団体は大型の企業系コンベンションや職場旅行の取り扱いが増えたことから6.5%増の48億8081万円と伸長。学生団体は修学旅行の取扱団体数が増加したことで、5.2%増の73億3206万円となった。企画旅行ではメイトが0.3%減の43億3667万円と微減した。方面別では北陸新幹線の影響もあり北陸や信州方面が好調だったほか、関西や南紀、中国四国、九州方面も人気だった。
クラブツーリズムは0.1%増の90億7522万円。バス旅行を除く国内旅行部門では、北陸や善光寺の御開帳などを組み込んだ商品が先月に引き続き好調で、11.6%増となった。一方、バス旅行部門は浅間山や箱根山の噴火の影響などで13.9%減。テーマ別部門では史跡や城を巡る歴史の旅や、登山やハイキングの旅が人気となり1.1%増となった。
国内旅行以外では、海外旅行が15.3%減の132億6188万円、外国人旅行が0.1%減の11億3117万円となり、関連商品などを含めた総計は3.5%減の447億5395万円だった。海外旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。