アメリカ・サンディエゴ郊外、砂漠の真ん中に浮かぶ色鮮やかな楽園「サルベーション・マウンテン」

  • 2015年8月14日

 日本人有名歌手がミュージックビデオの撮影で使用した場所「サルベーション・マウンテン」(Salvation Mountain)は、サンデェイゴ空港から車で2時間半程(約150マイル)の砂漠の真ん中に、突如浮かぶ色鮮やかな楽園。

 レオナード・ナイトさんによって30年もの期間を経て作成されました。

 高さ15m、幅45m、煉瓦用の泥を丘に押し固め、彩色をしています。

 この場所のテーマは「GOD IS LOVE」。また、サルベーション・マウンテンを日本語で直訳すると「救済の山」です。ここには、レオナード・ナイトさんのメッセージと先見的な視覚がつまっているといわれています。

 また、ここの財源は寄付でまかなわれており、ここで使われているペンキはもちろんのこと、どんな形の寄付も歓迎するとしています。レオナード・ナイトさんが寝泊まりしていた車も寄付されたものでした。

 彼は都会から離れ、電気、ガス、水道もない生活をおくり、砂漠の丘「サルベーション・マウンテン」を作り上げました。

 サルベーション・マウンテンは州の土地に無許可でつくられたものですが、2002年、バーバラ・ボクサー上院議員により連邦議会で「国家的財産」と指定された後、保護されています。

 2014年2月10日レオナード・ナイトさんが他界された後もボランティアによって大切に守られています。

※詳細
http://www.salvationmountain.us/ (英語)


情報提供:株式会社トランスオービット日本海外ツアーオペレーター協会