中部、お盆の国際線は4.7%増を予想、中国は71.3%増
中部国際空港のお盆休み期間(2015年8月7日~16日)の国際線予約状況の推計で、予約総数は前年比4.7%増の14万200人となる見込みだ。出発旅客数は5.3%増の7万2100人、到着旅客数は4.1%増の6万8100人。
方面別では、中国が春秋航空(9C)や中国南方航空(CZ)、中国東方航空(MU)の就航で路線が増えたことなどから、71.3%増の1万7300人と大幅に増加する見込み。一方、韓国はチェジュ航空(7C)の仁川線運休や大韓航空(KE)の減便などで定期路線が20便減となり、予約数も35.8%減となる見込みだ。このほか、昨年好調だった東南アジアは、複数路線の運休はあったが新規就航や増便などもあったことで、ほぼ前年並みの2.1%減、1万3800人を予想する。
期間中の運航予定便数は43便増の466便で、このうち定期便が42便増の459便、臨時・チャーター便が1便増の7便とした。臨時・チャーター便は、シンガポール航空(SQ)のシンガポール線とデルタ航空(DL)のサイパン線がそれぞれ3便、MIATモンゴル航空(OM)のウランバートル線が1便。
ピーク日は出発が8日で9000人、到着が16日で8600人を見込む。混雑時間帯は、出発がチェックインカウンターから国際線保安検査場付近について、7時から10時ごろまで。到着が出口前付近について、8時から10時ごろ、15時から17時ごろ、20時以降を予想する。