スターアライアンス、アビアンカブラジルが加盟-国内線再強化
スターアライアンスはこのほど、新たな加盟会社としてアビアンカブラジル航空(O6)を迎え入れ、7月22日にサンパウロのグアルーリョス国際空港で記念式典を実施した。チリのLAN航空(LA)との経営統合により、TAM航空(JJ)が14年3月にワンワールドに移籍して以来、ブラジルの航空会社がスターアライアンスに加盟するのはこれが初めてとなる。スターアライアンスは13年12月に開催した社長会において、O6の加盟を認める方針を決定していた。
O6はコロンビアのアビアンカ・ホールディングス傘下の航空会社で、同グループからはアビアンカ航空が(AV)が12年6月にスターアライアンスへの加盟を果たしている。スターアライアンスによれば、O6はブラジル国内で最も急成長している航空会社。市場シェアは2010年から15年5月までに2.6%から9%へと拡大しているという。
O6の加盟により、スターアライアンス加盟会社のブラジルの就航都市数は12から27へと大幅に増加する。 また、フリークエントフライヤープログラムの特典も相互に利用可能になる。