オール日本で「海」の魅力訴求 「海でつながるプロジェクト」始動
国や自治体、企業、大学など"オール日本"で「海」での好奇心や行動を全国民に喚起する「海でつながるプロジェクト」。制定後、今年20回目を迎える「海の日」の節目を機に全国でイベントを展開、島国・日本として海の魅力を訴求していくもので、7月20日に東京都千代田区のザ・キャピトルホテル東急で開いた総合開会式でプロジェクトが始動した。
プロジェクトを推進する「海の日」特別行事実行委員会は33の関係省庁や日本財団、海事・観光・港湾関連の民間団体、横浜市などを委員として4月に発足。官民連携で国民に海洋への理解と関心を深めることを目的としている。会長は宮原耕治・日本郵政相談役が務めている。
海の日の20日は総合開会式に加え、国際シンポジウムを開催。8月末までは「あなたのまちの海の日サポートプログラム」と題し、公募による助成プログラムを全国で56事業を展開している。岩手、宮城両県で体験ツアーを実施する「東北お遍路プロジェクト」や京都府北部の「海の京都博」、兵庫県・神戸港の開港150年を記念したイベントなど観光から船舶、海岸清掃など幅広く海のイベントが開かれる。
(15/07/23)
情報提供:トラベルニュース社