関空、上半期の国内線旅客は14.1%増-伊丹は1.2%増
関西国際空港の2015年上半期(2015年1月1日~6月30日、5月、6月は速報値)の利用実績で、国内線旅客数は前年比14.1%増の340万3450人だった。国内線旅客便発着回数は12.3%増の2万4572回。6月単月では、旅客数は14.0%増の55万4338人、発着回数は14.6%増の4201回で、ともに8ヶ月連続で前年を上回った。
国際、国内線の旅客数の上半期の合計は18.9%増の1096万1349人で、半期として過去最高に。上半期の伸び率が下半期も続いた場合、15年の総旅客数は過去最高の約2320万人になる見込みだ。このうち、国内線旅客数は約720万人となる予想だ。なお、6月単月では22.6%増の182万6180人となり、45ヶ月連続で前年を上回るとともに、6月として過去最高を記録した。国際線の詳細は別途記載(下記関連記事)。
また、大阪国際空港(伊丹)の上半期の国内線旅客数は1.2%増の693万5718人、旅客便発着回数は0.1%増の6万6497回となり、ともに13年以降上半期として過去最高を記録した。6月単月では、旅客数が0.6%減の113万8708人と2ヶ月連続で減少。発着回数は0.4%増の1万1034回で、3ヶ月ぶりに前年を上回った。