ニュージーランド、自然を楽しむアクティビティを気軽に体験
氷河や湖、山や温泉など多様な自然を肌で実感
2014年度のニュージーランドへの日本人訪問者数は、前年比13.7%増の8万3392人。ニュージーランド航空(NZ)が座席供給量や路線数などを2019年までに2倍にする「ダブルジャパン戦略」を掲げており、アクセスの利便性もさらに高まる見込みだ。今後、送客のチャンスがさらに広がるニュージーランドについて、5月17日から20日までロトルアで開催されたトレードショー「TRENZ」とプレスツアーに参加し、気軽に楽しめるアクティビティを中心に、その魅力を探った。
クイーンズタウンで湖畔のアクティビティを楽しむ
南島のクイーンズタウンはニュージーランドが誇るリゾート地であり、オークランドから飛行機で約2時間。ワカティプ湖畔にある自然に囲まれた美しい街を拠点に多様なアクティビティが体験できる。
例えばサザン・ディスカバリーズ社のシーニッククルーズでは、1時間45分かけてワカティプ湖を周遊し、リマーカブルズ・マウンテンを始めとした山々の美しい姿を楽しむことができる。湖沿いには、ニュージーランド最大級の農場「マウント・ニコラス・ファーム」があり、サザン・ディスカバリーズではファームで羊などの動物と触れ合うこともできるツアーも別途催行中。日本の旅行会社もツアーに組み込んでいるという。
また、スリルを味わいたい人には「Kジェット」がおすすめ。クイーンズタウン市内の桟橋からジェットボートに乗り込み、ショットオーバー川とカウラウ川を駆け抜ける。たまに急ターンがあるので、ガイドの合図をよく見ておこう。
クイーンズタウンを堪能した後は、マウント・クックに向かう。車で約3時間の長い道のりだが、移動中には歴史的な街並みの残るアロータウンなどの観光スポットに加え、眺めの良いレストランのあるゴルフ場「ジャックス・ポイント」、羊の毛刈りショーを見学できるレストラン「ザ・リンクリー・ラムズ」など、立ち寄れる食事スポットも多くある。