Marriott Bonvoy

マスターカード、会員に「Priceless体験」提供-国内旅行など

  • 2015年7月8日

マスターカード日本地区社長のロバート・ルートン氏 マスターカードは7月9日から、国内の会員向けの新たなプログラムとして「Priceless Japan」を開始する。対象は同社ブランドのついたすべてのクレジットカードの保有者で、同日から専用ウェブサイトを公開して「日本のさまざまな魅力を改めて発見」でき、「お金では買えない価値」のある体験プログラムや優待の機会を提供する。体験プログラムなどは基本的に有料で、旅行会社が販売するものもあるという。

 具体的には「旅行」「飲食」「ショッピング」「エンターテインメント」の4分野で、それぞれ「特別な体験」やイベント、優待特典などを提供。開始時点では30点以上を用意し、ラインナップは今後拡充していく。同社日本地区社長のロバート・ルートン氏は8日に都内で開催した記者発表会で、カード利用率の促進や利用額の拡大などを同プログラムの目的としている旨を説明した。

 8月1日から10月31日までは、プログラムの第1弾として、茨城県の木内酒造の協力のもと「クラフトビール醸造家体験」を提供。その後も「本間ゴルフでカスタムメイドのゴルフクラブづくり」や「限られた人だけに贈る三ヶ日の手筒花火」などの提供を予定するという。

 同プログラムは、マスターカードが世界各国で展開している「Priceless Cities」の一環として実施。「Priceless Cities」は2011年の「Priceless New York」以降、50ヶ国以上で展開しており、同社は15年末までに対象を75ヶ国47都市にまで拡大するという。