JTBロイヤルロード銀座は7月7日、音楽の旅を専門に扱う「ライブデスク」で、ツアー商品「ヨーロッパ 本場で本物を～音楽の旅ライブ～」の販売を開始した。出発期間は2015年10月から16年3月までで、全34コースを設定した。

　ツアーは例えば、「ライブデスク 45周年企画ニューイヤーコンサート鑑賞 ファーストクラスで行く 年末年始をウィーンで過ごす至福の旅7日間」を設定。ライブデスクの創設45周年を記念したもので、旅行代金を過去最高の1名450万円に設定した。

　同ツアーでは、国立歌劇場の大晦日公演「こうもり」とウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートを最上位カテゴリーの座席で鑑賞。宿泊には「ザ・リッツ・カールトン・ウィーン」のクラブスイートを提供する。出発日は12月29日。添乗員が全行程に同行し、往復の日本／ヨーロッパ間の国際線はファーストクラスを利用する。募集人員は6名で、最少催行人員は2名。

　このほか、「ドレスデンで新年を迎える ドイツ名門オーケストラの競演『欲張りドイツ！人気音楽3都市めぐり7日間』」では、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団やケヴァントハウス管弦楽団の演奏を鑑賞。大晦日の夜には、終演後のゼンパー歌劇場内で、ガラディナーに招待する。出発日は12月28日で、旅行代金は燃油サーチャージ込みで1名65万8000円とした。

　なお、同社によると音楽鑑賞などの目的を持った旅は、国際情勢や円安などに関わらず需要が大きく、年々マーケットが拡大。JTBロイヤルロード銀座では、11年連続で取扱額が拡大しているという。