JTB、新世界遺産で首都圏発ツアー、軍艦島など訪問

  • 2015年7月6日

 JTB国内旅行企画は7月6日、新たに世界文化遺産に登録された長崎県の軍艦島などを訪問する首都圏発着商品を発売した。商品では軍艦島をメインに九州の近代工業化の歴史を辿る現地添乗員同行コースと、長崎への往復航空券と宿泊をセットにした個人型フリープランの2種類を用意した。

 現地添乗員同行コースは「注目の世界遺産4施設へ 長崎・福岡3日間」と「注目の世界遺産7施設を巡る 九州縦断3日間」の2コースを設定。長崎・福岡3日間コースでは軍艦島上陸クルーズを実施するほか、旧グラバー住宅や旧伊藤伝右衛門邸などを訪問する。宿泊施設には1泊目が長崎市内の「ルークプラザホテル」と「ベストウエスタンプレミアホテル長崎」、2泊目は福岡市内の「ロイヤルパークホテル・ザ・福岡」と「ホテル日航福岡」を用意した。設定期間は8月6日から10月21日で、旅行代金はルークプラザホテルとロイヤルパーク・ザ・福岡に宿泊した場合、3名1室利用で大人1名8万9600円から11万2200円まで。

 九州縦断3日間コースでは軍艦島上陸クルーズに加え、個人で訪れることが難しい三重津海軍所跡や三池炭鉱など7ヶ所を訪問。宿泊施設には1泊目が嬉野温泉の「茶心の宿和楽園」または「和多屋別荘」、2泊目は熊本市内の「三井ガーデンホテル熊本」または「熊本キャッスルホテル」のいずれかを提供する。設定期間は8月9日から10月20日までで、旅行代金は茶心の宿和楽園と三井ガーデンホテル熊本に宿泊した場合、4名1室利用で大人1名12万100円から16万7600円までとした。

 一方、個人型フリープランでは2日間と3日間、4日間のプランを用意。グラバー園の入場券の提供に加えて、同園の音声ガイドペンとマップの貸し出しをおこなうほか、3日間と4日間プランでは軍艦島上陸クルーズの乗船券1回分も提供する。設定期間は7月13日から10月25日で、旅行代金は2日間で基本ホテル利用の場合、3名1室利用で大人1名3万300円から8万9300円まで。