エイチ・アイ・エス（HIS）がこのほど発表した、2015年夏休み（7月16日～9月30日出発）の国内旅行予約動向で、6月30日時点で同社の航空機利用ツアーを予約した旅行者数は沖縄本島が1位となった。2位以下は北海道、九州、沖縄離島、北陸と続いた。

　1位の沖縄本島は8月と9月が特に好調で、全日空（NH）の羽田／那覇線の深夜便「ANAギャラクシーフライト」や臨時便の運航などが寄与しているという。3位の九州は、世界遺産登録勧告で注目を集める軍艦島や、7月に「変なホテル」がグランドオープンするハウステンボスなどが人気。4位の沖縄離島はNHの関空／宮古線の再就航などが後押しした。5位の北陸は、新幹線の開通により注目度が上がったことで、航空機利用ツアーも伸長しているという。

　出発日ランキングは、9月のシルバーウィークが6年ぶりに5連休となったことから、海外旅行と同様に初日の9月19日が1位に。その翌日の20日が2位となり、21日も5位にランクインした。

　バスツアーでは「60 万本の奇跡！明野ひまわり畑と清里高原ナチュラルビュッフェ＆ぶどう狩り食べ放題」が1位に。2位は「ラベンダーの香りに包まれて♪たんばらラベンダーパークと吹割の滝＆夏の大収穫祭」、3位は「新潟の夏まるかじりっ！甘エビ・コシヒカリ・幻のスイカ食べ放題＆夏野菜収穫体験」となり、果物狩りや野菜の収穫などを軸にしたコースが上位3位を占めた。