旅行業団体が総会(7) 一社大阪-オーサカゼンリョ新社長に内田さん(扶桑ツーリスト)

 一般社団法人全旅協大阪府旅行業協会の第3回定時総会、オーサカ・ゼンリョの第9回定時株主総会がこのほど、大阪市中央区のホテル日航大阪で開かれた。

 全旅協大阪府旅行業協会の総会では役員改選が行われ、永野末光会長を再任した。2015年度事業計画では法定業務のほか国内外を問わないタイムリーな研修、新年賀詞交換会などを行う。

 オーサカ・ゼンリョの株主総会では、吉村実社長が前年度事業について「事業収入を大きく上げ、若干の黒字を計上することができました」と報告。毎年恒例化している社員が企画造成した大阪地旅ツアーやチラシ配送代行サービスなどの事業が収益を押し上げ、ANTA大阪府支部から得る予定だった事務受託費を半額の240万円で済ませることができた。

 退任を表明した吉村社長は「独立した運営をするための重要な時期に差し掛かっています。より前向きに全力を出すよう次期役員も思っています」と語った。

 次期役員は同社定款に則り、代表取締役に内田正人氏が就き、内田新社長は「前社長の方針を継続し、会員の要望、期待に応えられるよう、取締役3人で力を合わせて事業を展開していきます」と抱負を述べた。

 同協会の新役員は次の皆さん(敬称略)。

 会長=永野末光(西日本トラベルサービス)▽副会長=内田正人(扶桑ツーリスト)▽専務理事=比留田高久(サンフレンズトラベル)▽理事=松下安利(パインツーリスト)、金子延久(関西トラベルエージェンシー)、岡本浩史(日本トラベルサービス)、笹井建次郎(ビーウェーブ)、藤方義勝(ジャパンライフトラベル)▽監事=徳原昌株(大阪国際旅行)、吉村実(歓喜旅行サービス)

(15/07/02)


情報提供:トラベルニュース社