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MIATモンゴル、今年も羽田発チャーター実施-8月に計4便

  • 2015年6月29日

 MIATモンゴル航空(OM)は、昨年の夏に運航した羽田/ウランバートル間のスケジュールチャーター便を、今年も8月上旬と中旬に運航する。現在は国土交通省に運航許可を申請中。使用機材はボーイングB737-800型機。座席数は昨年と同じくビジネスクラス12席、エコノミークラス150席の計162席となる。OMは現在、保有する5機のうち1機を他社にリースしているため、運航する便数は昨年よりも少ない4便にとどめる。運航日は8月5日、8日、12日、15日。

OM日本支社長のソドノムドルジ・プレブスレン氏 OMは昨年の8月と9月に羽田の国際線発着枠における米国枠の未使用分を活用して、週2便のITCチャーター便を運航。プレブスレン氏によれば「ロードファクターは75%を上回り反響も良かった。『今年も羽田便を』という要望は非常に多い」ことから、今夏も実施を決定したという。

 メインのターゲット層は、昨年と同様に日本発の観光客で、羽田発着の利便性を活かして地方の需要も取り込む考え。昨年は販売期間の短さや、モンゴル人の観光および帰省需要などが想定よりも大きかったことから、日本人とモンゴル人の割合は「ほぼ半々」だったというが、今年は日本からのレジャー需要の取り込みに注力し、昨年の当初目標と同じく「日本発を7割、モンゴル発を3割」にしたいという。

 販売については、OMの指定代理店である旅行会社7社と話し合いを進めており、運航許可がおり次第、販売を開始。また、そのほかの旅行会社にもセールスをおこなう予定という。ロードファクターの目標については、昨年の目標であった85%を達成したい考えを示した。

 OMは現在、首都圏からモンゴルへは、成田/ウランバートル線を週6便で運航中。プレブスレン氏によれば、今年に入ってから首相や閣僚などの来日が相次いでいることなどから、2国間の人的交流はますます活発化しており、6月の運航便は「全便がほぼ満席」だったという。7月についても中旬まではほぼ満席となる見込みで、プレブスレン氏は今夏の観光シーズンについては「好調なスタートを切っており、非常に期待できる」と自信を見せている。

▽OM、羽田/ウランバートル線運航スケジュール(8月5日、8日、12日、15日)
OM9507便 ULN 15時25分発/HND 20時10分着(水、土)
OM9508便 HND 21時15分発/ULN 02時45分着※翌日(水、土)

※訂正案内(編集部 2015年6月30日 11時20分)
・訂正箇所:第1段落第1文
誤:昨年の夏に運航した成田/ウランバートル・・・

正:昨年の夏に運航した羽田/ウランバートル・・・
お詫びするとともに訂正いたします。