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主要49社、4月の海外旅行は5.6%減-13社が増加

  • 2015年6月25日

 観光庁が取りまとめた2015年4月の主要旅行会社49社(※)の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比5.6%減の1360億1365万円となった。観光庁によると、欧州方面の落ち込みが響いているという。募集型企画旅行は取扱額が10.2%減の410億5680万円、取扱人数が8.6%減の20万7109人となり、単価は1.7%減の19万8238円となった。

 企業別で見ると、取扱額はジェイティービー(JTB)グループ15社計が7.0%減の274億1170万円で1位。次いで、エイチ・アイ・エス(HIS)が7.7%減の207億862万円、阪急交通社グループ3社計が10.2%減の159億5576万円だった。

 伸び率が最も伸長したのは郵船トラベルで、33.0%増の31億7957万円。このほか、阪急阪神ビジネストラベルが25.9%増の36億1327万円、JTBグローバルマーケティング&トラベルが21.9%増の4060万円となるなど、計13社が前年を上回った。

 なお、国内旅行は6.7%増の2922億9768万円、外国人旅行は32.9%増の177億6674万円となり、合計は3.4%増の4460億7807万円となった。国内旅行と外国人旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。

※3月までは50社を調査対象としていたが、東武トラベルとトップツアーが15年4月1日に合併したことにより49社となった。

▽主要旅行会社取扱概況(Excelファイル)
4月単月