旅行業団体が総会(1) 一社神奈川-財政立て直し図る
一般社団法人神奈川県旅行業協会(坂入満会長=ミサワツーリスト)と関連2団体(神奈川県旅行業協同組合、神奈川県旅行業協会協力会)は6月18日、横浜市の崎陽軒本店で2015年度総会を開いた。
同旅行業協会の総会では会費改定増額を審議。坂入会長が協会財政がひっ迫していることや、それにより施設研修など県協会独自の事業が行えない状況などを説明、運営コストの削減策とともに年会費の1万円から3万円への値上げ案を上程、承認された。
15年度は国内観光活性化フォーラムへの参画などに事業を絞り込み、組織財政の立て直しに力を入れる。
神奈川県旅行業協会
役員が勢ぞろいしてあいさつ
また、全国旅行業協会(ANTA)神奈川県支部、県旅行業協会、県旅行業協同組合の3組織体制が経費の無駄につながるとして、全旅協本部に対して従来の組織に戻すよう再検討を促していくことにしている。
審議の前には全旅の池田孝昭社長により、全旅クーポンの高額取り扱いおよび利用額の伸び率が高かった事業者に対する表彰が行われた。
(15/06/25)
情報提供:トラベルニュース社