トリップアドバイザー、三重県と訪日外客向けプロジェクト実施

  • 2015年6月25日

 トリップアドバイザーは7月から、三重県と共同で「三重県×トリップアドバイザー 外国人おもてなしプロジェクト」を実施する。外国人旅行者による三重県の認知度と満足度の向上を目的におこなうもの。同社が都道府県と共同で、外国人旅行者の満足度向上に向けた取り組みを大規模プロジェクトとして実施するのは、日本では初めてという。

 同プロジェクトでは、三重県内の施設などに対する口コミの投稿を促進。具体的には県内施設などを訪問した外国人旅行者に対して、トリップアドバイザーへの口コミ投稿を促すカードを各施設で配布する。現在は、約7000ヶ所で用意しているという。

 また、外国人旅行者が旅行しやすい環境の整備もおこなう。例えば、外国語の対応状況などを掲載したステッカーを県内の施設などで掲出。さらに、積極的に外国人旅行者をサポートする施設を認証する「三重アドバイザー案内所」制度も創設する。

 このほか、トリップアドバイザー上で三重県のピーアールも実施。海女や忍者、松阪牛、F1などの三重県の魅力をテーマ別で紹介するほか、バナー広告を掲載し三重県の観光情報サイトへの誘導につなげるという。