ネパール、ネパール中部にて発生した大地震の影響‐続報12(各都市の状況)

  • 2015年6月19日

 2015年4月25日にネパール中部で発生した大地震後の各都市の現在の状況について以下にお知らせいたします。

■ エベレスト街道の状況
エベレスト街道で最もにぎやかなナムチェ。ここにも雨季が訪れました。急ピッチでロッジの修復が進められています。

 当社がポカラに建設しているホテル・アンナプルナ・ビューの石工職人約40名も復興の手伝いをするため、ナムチェに向かいました。

 10月からのトレッキングシーズンまでには、全ての作業を終えるとのことです。

 エベレスト街道の名物といえば、このような吊り橋! 震災後も問題なく住民とトレッカーが渡っています。

 普段は茶色いエベレスト街道もすっかり緑の世界になりました。

■ ルクラの状況
ルクラでは、毎週木曜日にひらかれるバザールがにぎわいを見せています。

 果物、野菜、肉類、生活用品など何でもそろっています。

■ カトマンズの状況
6月15日より「スワヤンブナート」も立ち入りが可能になりました。

 しかし、カトマンズのダルバールスクエア同様、参拝者が訪れている一方で未だに瓦礫の撤去作業・補強作業が行われております。

 当社では、これら箇所への訪問は、安全が保証された状況ではないと判断しています。

 なおカトマンズのダルバールスクエア(旧王宮広場)には、仮設教室テントが設置され、震災後、多くの子供たちがテントの中で勉強しています。

 外国人旅行者の姿があまり見られない中、この区画だけは子供たちのにぎやかな声があふれていたとのことです。

 子供たちのためにも、学校への直接的な支援が求められています。

現在、当該地域にご滞在中の方、またこれからお出かけ予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。

 なお、下記URLにアクセスいただくと、現地の状況を動画でご覧いただけます。

 ★ スワヤンブナートから望むカトマンズ市内のようす (6月16日現在)
https://video.xx.fbcdn.net/hvideo-xtf1/v/t42.1790-2/11384872_863469430401397_2057028891_n.mp4?oh=13cd8a743cbac5f0f3558a8fd05364d2&oe=5583DC65
https://www.facebook.com/video.php?v=863469240401416&video_source=pages_finch_main_video
★ カトマンズ市内「スワヤンブナート」のようす (6月16日現在)
https://video.xx.fbcdn.net/hvideo-xta1/v/t42.1790-2/11383689_863468163734857_401144750_n.mp4?oh=63a838aeb087188204f659c4dd3c154e&oe=5583DCB1
★ ネパール復興支援、ご協力のお願い
 2015年4月25日のネパール震災直後より、各国からの緊急支援を受けて、現地事情は落ち着きを取り戻しつつあるものの、まだまだ余震に怯えている状況にあります。多くの犠牲者と、貴重な文化財の損失はネパールにとって、とても大きな悲しみと痛みを感じるものです。

 ある報道によれば、カトマンズ盆地内の世界遺産のうち約9割が被害を受けたと言われています。

 そこで、ネパール政府観光局日本代表部と在日ネパール人協会では「ネパール復興支援バッジ」の販売を通じ、ネパールの観光関連分野の復興支援に協力したいと考えております。

 支援バッジは定価(希望小売価格) 1個250円ですが、民間支援団体関連の皆様、及び観光関連業者様へは特別価格1個216円(税込):1パック200個(43,200円)での販売となります。

(なお、バッジ1個あたり100円が現地への寄付金となります。)
購入者の皆さんから頂戴した寄付金は・・・
1) 世界遺産に登録されている寺院群の再建協力
2) ヒマラヤトレッキングルートの改修・整備など
主に観光分野での復興支援に活用させていただきます。

 詳細については、下記サイトをご参照ください。

 http://www.otoa.com/topics_detail.php?serial=256


情報提供:ヒマラヤ観光開発株式会社日本海外ツアーオペレーター協会