ツーリズムEXPO、韓国国際観光展示会とMOU、ピーアールで連携
ツーリズムEXPOジャパンはこのほど韓国国際観光展示会(KOTFA)との間で、両イベントのピーアール面での連携に向けたMOUを締結した。ツーリズムEXPOジャパン推進室によれば日韓国交正常化50周年を契機としたもので、両イベントの広報機能を活用して、相互にピーアールの機会を提供する。6月12日にソウルで、ツーリズムEXPOジャパン実行委員会委員長の田川博己氏と、KOTFA組織委員会委員長の慎重睦氏が署名した。
同室によればMOUでは、アジア圏での観光見本市や国際観光会議を世界最高水準に引き上げるとともに、2018年の平昌冬季オリンピックと20年の東京オリンピックを機に、日韓の観光産業の世界的な貢献を連携してアピールすることを目的とする。具体的には両イベントの制作物などで、相互の協力関係を明記し、相手のイベントをピーアール。両イベントの公式ウェブサイトについても、リンクにより連携をはかる。そのほか、それぞれのイベントには相手の関係者を1名招待。今後の発展に向けては、お互いに戦略的方策を提示する。
MOUの有効期間は同日から2017年12月31日まで。それ以降にどちらか一方が協定終了を希望する場合は、書面で終了の6ヶ月前に通知する。相互に異議がない場合は1年ごとの自動更新とする。