KNT-CT、4月の国内旅行は6.0%増-団体と個人が2桁増
KNT-CTホールディングスの2015年4月の旅行取扱概況で、国内旅行の取扱額は前年比6.0%増の262億4922万円となった。団体旅行は10.1%増の63億4592万円、企画旅行は1.9%増の157億6869万円、個人旅行は17.1%増の41億3460万円で、いずれも前年から伸長した。
団体旅行のうち、一般団体は大型の企業系コンベンションや職場旅行を取り扱ったことから13.8%増の24億9600万円に。学生団体は、取扱い団体数の増加に伴い7.9%増の38億4993万円となった。企画旅行ではメイトが8.4%増の47億2139万円。北陸新幹線の開通で北陸と信州方面が好調だったほか、関西や南紀、中国四国、九州方面も好調を維持した。
一方、クラブツーリズムは0.7%減の110億4722万円と微減。バス旅行を除く国内旅行部門は北陸、善光寺、高野山、姫路城など話題性の高い観光素材を活かした商品が好調で8.6%増となったが、バス旅行部門は日帰り商品の好調だった一方、宿泊商品が不調で12.2%減となった。
国内旅行以外では、海外旅行が19.9%減の87億2540万円、外国人旅行が2.8%減の15億3913万円。関連商品などを合わせた総計は1.8%減の372億7041万円となった。海外旅行の詳細は別途掲載(下記関連記事)。