KNT-CT、4月の海外旅行は2割減-米国や台湾は増加
KNT-CTホールディングスの2015年4月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比19.9%減の87億2540万円となった。このうち団体旅行は29.3%減の16億8817万円。企画旅行は20.5%減の41億6491万円、個人旅行は12.0%減の28億7232万円だった。
団体旅行のうち、一般団体は前年に大型の職場旅行や招待旅行を取り扱った影響で前年比29.8%減の14億293万円。学生団体も、前年に大型の語学研修などを取り扱ったことから同27.2%減の2億8524万円となった。
企画旅行では、ホリデイは各方面ともに低価格帯商品のラインナップを縮小させた結果、34.1%減の9億7082万円。ただし米国や台湾などは前年から増加した。クラブツーリズムは米国西海岸やオセアニアが好調に推移したが、イスラム教過激派組織ISILなどの影響を受け、全体ででは14.8%減の31億5408万円となった。
海外旅行以外では、国内旅行が6.0%増の262億4922万円、外国人旅行は2.8%減の15億3913万円。関連商品などを合わせた総計は1.8%減の372億7041万円となった。国内旅行の詳細は別途掲載(下記関連記事)。