ネパール、ネパール中部にて発生した大地震の影響‐続報9(ポカラ、カトマンズの観光地の状況)

  • 2015年6月8日

 2015年4月25日にネパール中部で発生した大地震後のポカラ、並びにカトマンズの観光地の状況について以下にお知らせいたします。

■ ポカラの状況
地震の影響があまりなかったこともあり、町は通常と変わりません。

 但し、観光客の姿は少ないとのことです。

■ カトマンズの観光地の状況
◎ スワヤンブナート
現在、朝の05:00~07:00までの短時間開放となっています。参拝する人々の姿も見られます。

 仏塔自体は壊れてないものの、周辺の寺院や建造物に被害が出ております。

 6月15日(月)より、一般観光客にも開放される予定です。

 なお、スワヤンブナートからのカトマンズ市内を望むと、今だテント村が数多く見られます。

◎ パシュパティナート
一部崩れた建物がありますが、通常通り参拝者が訪れております。

 なおネパールでは、約10日後にモンスーン(雨季)が到来します。

 シェルター(仮設住宅、テント)については、需要に達しておらず、急ぎ求められています。また雨季の間の排水システムなども懸念されています。

 現在、当該地域にご滞在中の方、またこれからお出かけ予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。

 ★ ネパール復興支援、ご協力のお願い
2015年4月25日のネパール震災直後より、各国からの緊急支援を受けて、現地事情は落ち着きを取り戻しつつあるものの、まだまだ余震に怯えている状況にあります。多くの犠牲者と、貴重な文化財の損失はネパールにとって、とても大きな悲しみと痛みを感じるものです。

 ある報道によれば、カトマンズ盆地内の世界遺産のうち約9割が被害を受けたと言われています。

 そこで、ネパール政府観光局日本代表部と在日ネパール人協会では「ネパール復興支援バッジ」の販売を通じ、ネパールの観光関連分野の復興支援に協力したいと考えております。

 支援バッジは定価(希望小売価格) 1個250円ですが、民間支援団体関連の皆様、及び観光関連業者様へは特別価格1個216円(税込):1パック200個(43,200円)での販売となります。

(なお、バッジ1個あたり100円が現地への寄付金となります。)
購入者の皆さんから頂戴した寄付金は・・・
1) 世界遺産に登録されている寺院群の再建協力
2) ヒマラヤトレッキングルートの改修・整備など
主に観光分野での復興支援に活用させていただきます。

 詳細については、下記サイトをご参照ください。

 http://www.otoa.com/topics_detail.php?serial=256


情報提供:ヒマラヤ観光開発株式会社日本海外ツアーオペレーター協会