世界一の人気都市はロンドン、東京11位-マスターカード調査

 マスターカードがこのほど実施した「世界渡航先ランキング」の調査によると、対象とした132都市の中で最も人気の高かった渡航先はロンドンであった。同調査は今年で5回目で、ロンドンは2013年に2位となった以外はすべて1位。日本では、東京が昨年の19位から11位に、大阪が37位から25位に順位を上げた。

 調査は、海外からの宿泊を伴う訪問者数と滞在中の消費額で人気を評価するもの。開始以来、アジア地域の都市が高い伸び率を記録する傾向にあり、6年前と比較して訪問者数の伸び率が高い上位10都市のうち、アジアの都市は7都市にのぼるという。

 具体的には、1位は内戦の終わったスリランカのコロンボで21.1%増、次いで中国の成都が20.7%増で2位。日本でも大阪が19.8%で4位、東京が14.6%で8位に入っている。