ペルー・アレキパ、鉱山開発反対の「デモ」発生に伴う影響‐続報2
今月2015年5月に入り連日続けられておりますアレキパ州・イスライ村での鉱山開発反対のデモ抗議ですが、政府が交渉に応じないことから、アレキパ市労働団体がイスライ村を支援する形で抗議を行うことになりました。
デモ抗議は、現地時間5月27日(水)・28日(木)の48時間、アレキパ市にて行われ、さらにアレキパ州に隣接しているクスコやプーノの一部地域でもこれに賛同する抗議を行うべく、現在準備が進められております。
ペルー政府はデモを鎮静化させるため、現地時間5月26日に鉱山・環境の政府関係者を現地に派遣し、話し合いを行っております。
同時に、政府は市民の安全を確保するため、警察の他、軍を派遣し、暴力的な行為が発生した際には取り締まる姿勢です。
イスライはアレキパ市内からは113km程離れておりますが、市内でも交通に支障が出る可能性があります。
また、クスコ~プーノ間を運行する豪華列車「アンデアン・エクスプローラー」は、安全を考慮し、5月27日(水)・28日(木)の運行を中止すると発表しております。
該当地域へのご旅行をご予定の方は、最新情報に十分ご注意ください
またデモの行われている場所へは、くれぐれも興味本位で近付くことのないよう、お願いいたします。
情報提供:株式会社ラティーノ、日本海外ツアーオペレーター協会