ハウステンボス、中間期で増収増益、2桁の伸び続く
ハウステンボス(HTB)グループの2015年9月期第2四半期累計期間(2014年10月1日~2015年9月30日)の連結業績で、取扱高が前年比16.6%増の177億9800万円、営業利益が1.2%増の51億9800万円、経常利益が13.2%増の63億3400万円となった。グループには、HTB単体のほか、大阪城で展開する3Dマッピング事業、ラグーナ蒲郡を承継したラグーナテンボスなどを含む。
HTBのみでは、取扱高が10.6%増の148億1000万円、営業利益が14.7%増の48億3400万円、経常利益が50億7700万円となり、佐世保市からの固定資産税免除がなくなった今期も2桁の増収増益を維持。期間中のHTBへの来場者数は6.7%増の160万2000人。宿泊者数は2.0%増の17万5000人となった。
HTB以外では、昨年8億円超の営業利益を稼いだ大阪城3Dマッピング事業が減速し、取扱高は34.3%減の94600万円、営業利益が67.1%減の2億7600万円、経常利益が66.8%減の2億7900万円となった。来場者も41.0%減の34万6000人に減少した。
一方、ラグーナテンボスは、来場者が17.9%増の35億万1000人と大きく増加。取扱高は1割以上増えて17億2300万円となり、1億2400万円の営業利益を確保。経常利益は蒲郡市からの交付金2億7400万円を含めて4億200万円となった。