旧トップツアー、14年度の海外旅行は1.1%増-3月単月は前年割れ
東武トップツアーズが発表した、旧トップツアーの2014年度(2014年4月~2015年3月)の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は1.1%減の288億7601万円となった。また、国内旅行と外国人旅行を含めた総取扱額は0.7%増の1143億9212万円と微増した。
3月単月では、海外旅行の取扱額は2.4%減の29億2342万円だった。団体旅行は7.0%増と前年を上回り、一般団体は1.7%減となった一方、教育旅行は18.9%増と伸長した。個人旅行は自社企画商品が15.7%減。他社企画商品も31.6%減と下回り、企画商品全体では28.1%減だった。その他の個人旅行は14.5%減だった。
海外全体の取扱人員は4.1%減。このうち団体旅行は13.0%増で、方面別ではその他アジアが56.5%増、台湾が35.4%増、シンガポールは25.4%増、中国が16.4%増、ハワイが15.5%増、北米が9.9%増、大洋州が2.4%増と前年から伸長した。企画商品全体の取扱人員は27.7%減と前年を割り込んだが、大洋州は52.4%増、シンガポールが37.5%増、グアムとサイパンが3.2%増とプラス成長した。
海外旅行以外では、国内旅行は8.7%減の52億5442万円、訪日旅行は10.0%減の4億9052万円、その他を含む総取扱額は7.6%減の87億8629万円だった。国内旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。