JTB西日本は6月1日、京阪電気鉄道と共同で、訪日外国人専用の観光案内所「関西ツーリストインフォメーションセンター 京都（KANSAI TOURIST INFORMATION CENTER KYOTO）」を開設する。関西ツーリストインフォメーションセンターの開設は、心斎橋、関空に続き3軒目。2016年3月までに、10万人の訪日旅行者の利用をめざす。

　今回新設するセンターは、京阪グループが運営する京都タワーの3階に設置。京都を中心とした日本各地の観光情報の提供に加え、ジェイティービー（JTB）の訪日外国人向け商品「サンライズツアー」や「エクスペリエンスカンサイ」の予約、各種交通チケットの販売、有料での手荷物配送などをおこなう。また、ツアーの集合・解散場所としても利用する。

　このほか、企業向けサービスとして、訪日外国人旅行者を受け入れる地域の観光関係事業者などを対象に、セールスプロモーションの支援なども実施。具体的には、商品サンプリングや販促の支援、アンケート調査などをおこなう。

　また、今後は、JTBグループで発売予定の八坂の塔に登る特別拝観などの文化体験を組み込んだ「京都プレミアムシリーズ」や、定番人気コースを専用ガイドと貸し切りで訪問する「高品質プライベートツアー」などの販売も実施するという。

▽JTB西日本「関西ツーリストインフォメーションセンター 京都」
住所：〒600-8216
　　　京都府京都市下京区東塩小路町721-1 京都タワー3階
営業時間：10:00～18:00
店舗面積：約198平方メートル
休業日：年中無休（12月30日から1月3日を除く）
要員：6名
対応言語：日本語、英語、中国語