クオリタ、JR九州の「或る列車」乗車ツアー、1名13万円から
エイチ・アイ・エス(HIS)の子会社であるクオリタはこのほど、「“或る列車”で巡る 湯の国 大分 ~由布院・日田・天ヶ瀬~ 3日間」の販売を開始した。同ツアーは、JR九州が2015年夏から運行をおこなう豪華列車「JRKYUSYU SWEET TRAIN『或る列車』」に乗車するもの。「或る列車」の乗車前後に大分県を観光する「極上プラン ~由布院・御三家宿に泊まる 極上湯治・極上料理の旅~」と、「フリープラン ~由布院・日田フリープランの旅~」の2種類を用意した。
或る列車は、1906年に当時の九州鉄道がアメリカのブリル社に発注したものの、同社が国有化されたため使用されなかった「九州鉄道ブリル客車」のこと。今回、JR九州の10番目の観光列車として運行を開始する。
ツアーでは、両プランとも2日目に大分駅から日田町駅までの約2時間「或る列車」に乗車。車内では南青山のレストラン「NARISAWA」のオーナシェフである成澤由浩氏が監修したスイーツコースを提供するほか、日田駅に到着した後は日田観光協会の「ご当地コンダクター」による重要無形文化財「小鹿田焼」の説明などをおこなう。
このほか極上プランでは、1日目の昼食に日出城三ノ丸跡にある「的山荘」で割烹料理を提供するほか、宿泊は由布院で「御三家宿」と呼ばれる「山荘無量塔」「亀の井別荘」「由布院 玉の湯」のいずれかを提供。3日目には、景勝地「耶馬溪」などを訪問する。
ツアー出発日は9月4日で、フライトは羽田発着の全日空(NH)便を利用。旅行代金は極上プランが1名17万5000円から19万円までで、フリープランが1名13万円から14万円まで。募集人員は極上プランが18名、フリープランが20名で、最少催行人員は極上プランが8名、フリープランは6名とした。申し込みは5月14日15時まで。同社ウェブサイトの特集ページまたはクオリタCLASSONE事務局で受け付ける。