燃油サーチャージ、キャセイは一部引き下げ、チャイナは据え置き
キャセイパシフィック航空(CX)と姉妹会社の香港ドラゴン航空(KA)は、6月1日から7月31日までの国内発券の日本発着航空券について、燃油サーチャージの一部を引き下げると発表した。日本/香港、台湾線については現行の2000円から据え置くが、香港以遠の南西太平洋、北アメリカ、ヨーロッパ、中東、アフリカ、南アジア亜大陸方面は現行の5400円から3500円に引き下げる。
そのほかの東南アジアや中国大陸方面、バンクーバー/ニューヨーク間については、1300円から800円にそれぞれ引き下げる。他社が運航するコードシェア便についても、同様に適用する。
チャイナエアライン(CI)は2015年6月1日から7月31日までの発券分について、燃油サーチャージを据え置くとした。2月から3月までのシンガポールケロシン市況平均価格が、1バレルあたり約71.45米ドルとなったことを受けたもの。航空保険・保安費超過負担料については引き続き、香港発着路線とマンダリン航空(AE)路線を除いて片道300円を徴収する。
燃油サーチャージの詳細は下記の通り。
▽CI、燃油サーチャージ
新千歳、成田、羽田、静岡、中部、富山、関空/台湾:2000円
広島、高松、福岡、宮崎、鹿児島/台湾:1600円
那覇/台湾:1000円
石垣/台湾:400円
成田/ホノルル:5000円
台北/高雄:500円
台北/香港:1000円
台北以遠、中国路線/アジア短距離区間 1区間あたり:1000円
台北以遠、アジア長距離区間 1区間あたり:2500円
台北以遠、インド亜大陸/北米/ヨーロッパ/オセアニア 1区間あたり:7000円
▽AE、燃油サーチャージ
那覇/台湾:1300円