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JTBロイヤルロード、ユーラシア横断旅行で高速鉄道利用商品、日数短縮

  • 2015年4月23日

 JTB首都圏のロイヤルロード銀座は、このほど「秋の新ユーラシア大陸横断11,000㎞ 36日間 バスと鉄道の旅」を発売した。1995年から販売し、これまでに25回実施した「ユーラシア大陸 横断バスの旅」の最新商品で、今回は西安からイスタンブールまで、中国、カザフスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、イラン、トルコの6ヶ国を訪問する。期間は9月1日から10月6日までの35泊36日。

 同社によれば、これまで同シリーズのツアーでは、約60日間で西安からローマまでをバスで移動したが、今回は初めて鉄道も利用。これまでの参加希望者からは「2ヶ月では長すぎて参加できないが、それでも西安から走りたい」という要望が挙がっていたという。1万1000キロメートルの陸路のうち5000キロメートルを鉄道で移動し、残りをバスで移動。ただし、テヘランからシラーズ、イスファハーンからテヘランまでの区間は飛行機を利用する。

 今回のツアーは、2014年に中国、イラン、トルコで開通した高速鉄道に乗車するのが特徴。それぞれ蘭州/トルファン間、マシャッド/テヘラン間、アンカラ/イスタンブール間で利用する。蘭州/トルファン間については、一部区間で高速列車を下車して敦煌を観光。カルス/アンカラ間で個室寝台を利用する以外は、すべて昼間に運行する列車を利用し、車窓からのなどを楽しむことができるという。なお、ウズベキスタンでも高速鉄道を利用する。

 旅行代金はエコノミークラス、2名1室利用の燃油サーチャージ込みで1名185万円。空港税や査証代、査証取得代行手数料などは別途徴収する。シルクロード旅行に精通した添乗員が同行し、1週間に2回、現地レポートをウェブサイト上で公開する。5月25日にはロイヤルロード銀座サロンで、説明会を開催する予定。最少催行人数は10人とした。