JAL・ANA、GW国際線予約は14.5%増、予約率は80%超え
日本航空(JL)と全日空(NH)の2015年ゴールデンウィーク期間(2015年4月28日~5月6日)の予約状況で、2社合計の国際線予約人数は前年比14.5%増の42万5889人となった。座席数は2.1%増の52万4511席で、予約率は8.8ポイント増の81.2%といずれも前年を上回った。
会社別に見ると、JLは予約数が11.3%増の22万4483人、座席数が1.3%増の26万8672席となり、予約率は7.5ポイント増の83.6%。NHも予約数が18.4%増の20万1406人、座席数は2.9%増の25万5839席、予約率は10.3ポイント増の78.7%と前年を上回った。
方面別の予約数では、JLはほとんどの方面で前年を上回っており、中国が27.8%増と最も伸長。東南アジアが19.4%増、米大陸が18.3%増と続いた。前年を下回ったのは韓国で、20.4%減だった。NHは全方面で前年超えで、最も増加したのはJLと同じく中国で38.9%増。次いで、アジアが14.0%増、リゾートが10.9%増となった。
予約率については、JLはグアムが7.9ポイント増の95.3%と最も高く、ハワイが3.4ポイント増の90.2%、東南アジアが11.4ポイント増の85.3%と続いた。また、NHはリゾートが9.1ポイント増の92.8%と1位。2位はアジアで8.6ポイント増の81.5%、3位は中国で18.8ポイント増の78.9%となった。