京急、品川駅に訪日客向けコンシェルジュ、午前中限定で
京浜急行電鉄は4月25日から、訪日外国人向けに品川駅にコンシェルジュを配置し、案内業務を開始する。訪日外国人の増加に伴う、外国語での旅客案内需要の高まりを受け、サービス拡充をはかるもの。京急が羽田空港国際線ターミナル駅2階に設置した「京急ツーリストインフォメーションセンター(京急TIC)」のコンシェルジュを増員し、品川駅で外国語での問い合わせが多い午前8時から11時まで、原則2名体制で品川駅に派遣する。なお、京急TICは、日本政府観光局(JNTO)認定外国人観光案内所として、一番レベルが高いカテゴリー3に認定されている。
対応言語は日本語、英語、韓国語、中国語の4言語。まずは3時間限定で実施するが、今後の利用状況に応じて変更の可能性があるとした。品川駅の高輪口、連絡改札周辺でサービスを提供する。
なお、京急では訪日外国人サービスとして、このほか無料公衆無線LANサービスも提供しているところ。訪日外国人向けスマートフォンアプリ「TRAVEL JAPAN Wi-Fi」をダウンロードし、羽田空港国際線ターミナル駅に設置された自動ID発行機「Wi-Fi Staff」で入手したプレミアムコードを入力すると、ワイヤ・アンド・ワイヤレスが提供する全国20万ヶ所以上のWiFiスポットで2週間接続できるようになる。