スカイアンコール、GWに成田/カンボジア間でチャーター、来春定期便化へ
カンボジアの航空会社であるスカイアンコール航空(ZA)は2015年のゴールデンウィーク期間、成田/カンボジア間でチャーターを実施する。関係国政府の認可取得済みだ。ZAのGSAであるステラジャパンによると、プノンペン/成田/シェムリアップ間で双方向チャーターとして三角運航を実施。プノンペンから成田への直行便の就航は今回が初めてという。
チャーターでは5月2日にプノンペン発成田着、成田発シェムリアップ着を、5月6日にシェムリアップ発成田着、成田発プノンペン着を運航する。訪日客はプノンペン/成田間、日本発の旅客は成田/シェムリアップ間を利用する。
カンボジアではプノンペンに本社がある旅行会社のWorld Express Tour & Travelなどが販売を担当しており、伊豆、富士山、東京を5日間で周遊するパッケージツアーを造成。富裕層をメインに好調に集客しているという。一方、日本ではJTBがルックJTBでアンコールワットを訪問するツアーを販売し、すでに完売した。
運航機材はエアバスA320型機。ステラジャパンによると、9月のシルバーウィークについても同様の双方向チャーターを計画中という。
また、ZAでは日本/カンボジア間の定期便就航をめざしているところ。今年1月に日本/カンボジア政府間で締結された航空協定により、定期便の開設・運営が可能となっており、ZAでは来年4月を目標に成田/プノンペン/シェムリアップ線の開設に向けて準備を進めているという。運航機材はエアバスA319型機の予定だ。