KNT-CT、2月の国内旅行は1.9%増-外国人は32.6%増
KNT-CTホールディングスの2015年2月の旅行取扱概況で、国内旅行の取扱額は前年比1.9%増の193億4315万円となった。このうち、団体旅行は7.7%減の43億3593万円と前年を下回ったが、企画旅行は4.2%増の112億5660万円、個人旅行は7.8%増の37億5062万円と伸長した。
団体旅行のうち、一般団体は前年に大型のコンベンションを取り扱った影響により3.4%減の21億1756万円となり、学生団体も取り扱った団体本数が減少したことで11.4%減の22億1836万円と前年を下回った。企画旅行では、メイトは関西方面や信州、中国四国、九州方面が好調に推移し、1.8%増の49億466万円と増加した。
クラブツーリズムは、6.2%増の63億5194万円と前年から増加。バス旅行を除く国内部門は3.2%減となった一方、バス旅行部門は首都圏での白川郷ライトアップ鑑賞商品や関西での北陸方面商品が人気だったことに加え、前年の雪害の影響による反動などから10.2%増と伸長した。このほか、テーマ別旅行部門でも、国内のひとり旅やカルチャーをテーマにした商品が好調であったことなどから、9.4%増と前年を上回った。
国内旅行以外では、海外旅行が7.1%減の108億3331万円、外国人旅行は32.6%増の8億990万円。関連商品などを含めた総計は0.7%減の315億6304万円となった。海外旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。