KNT-CT、2月の海外旅行は7.1%減-団体旅行は7.3%増
KNT-CTホールディングスの2015年2月の旅行取扱概況で、海外旅行の取扱額は前年比7.1%減の108億3331万円となった。このうち、団体旅行は7.3%増の28億2568万円と前年を上回った一方、企画旅行は13.0%減の49億1860万円、個人旅行は8.5%減の30億8902万円となった。
団体旅行のうち、一般団体は2014年2月に開催されたソチオリンピックの反動も懸念されたが、大型の招待旅行やコンベンションの取り扱いが増えたことで3.2%増の22億1955万円と前年を上回った。学生団体も修学旅行などの取り扱いが増加したことで、25.6%増と大幅に伸長した。
企画旅行では、ホリデイは東アジア方面を中心に不調が続き、43.7%減の11億5021万円と減少。各方面とも低価格帯商品のラインナップを縮小させたことにより、全体の取扱人数と取扱額も前年を下回る結果となった。クラブツーリズムはリオのカーニバル鑑賞商品やボリビアのウユニ塩湖を訪問する商品などが人気となり、4.5%増の37億6171万円と増加した。
海外旅行以外では、国内旅行が1.9%増の193億4315万円、外国人旅行は32.6%増の8億990万円といずれも増加。関連商品などを合わせた総計は0.7%減の315億6304万円となった。国内旅行の詳細は別途掲載(下記関連記事)。