ジャルパック、「JALパックアワード」創設、取引先を表彰
ジャルパックはこのほど、2014年に「JALパック」ブランドが誕生50周年を迎えたことを記念し、取引先を対象とする新たな表彰制度「JALパックアワード」を創設した。毎年4月から翌年の3月までの1年間について、契約のある宿泊施設や運輸会社、観光関連会社などの実績を集計し、評価するもの。全国を6エリアに分類し、「CS部門」「企画部門」「Web販売部門」の3部門を設ける。
4月9日には「関東・東北・北陸・中部」エリアの2014年度表彰式を開催し、「CS部門」で帝国ホテル、「企画部門」で東京ディズニーランドホテル、「Web販売部門」で品川プリンスホテルを、それぞれ表彰した。帝国ホテルについてはアンケートにおける顧客満足度の高さなど、東京ディズニーランドホテルについては50周年記念商品で希少価値の高いプランなどを提供したこと、品川プリンスホテルについては販促企画への協力によりダイナミックパッケージなどの集客が大きく伸びたことを評価した。
表彰式では、受賞した各ホテルを代表して、帝国ホテルから代表取締役社長の定保英弥氏、ミリアルリゾートホテルズ取締役東京ディズニーランドホテル総支配人の吉岡滋泰氏、品川プリンスホテル高輪・品川営業支配人兼営業2マネージャーの塚本亨氏が出席。ジャルパック代表取締役社長の藤田克己氏が各氏に記念の盾を授与した。藤田氏は「JALパックアワード」の趣旨について述べた上で、「品質の高い商品を適切な形でマーケットに提供する上で、CS、企画、ウェブ販売ははずせない要素」と説明。15年度以降も同制度を継続する考えを示した。
ジャルパックでは今後、日本航空(JL)ウェブサイトで受賞者を紹介する予定。JALグループの各種媒体や「JALパック」のパンフレットなどにも、掲載を検討する。また、受賞を記念してウェブサイト限定商品も販売するという。