阪急交通社、北海道の長期滞在ツアー今年も設定、釧路10日間

  • 2015年4月9日

 阪急交通社は先ごろ、トラピックスで夏の避暑ツアーとして「北海道長期滞在の旅 自然豊かな街 釧路で過ごす10日間」の販売を開始した。平均最高気温が22度という釧路で同じホテルに9連泊し、「暮らすように旅する」内容。2013年に初めて設定したもので、2014年には取扱人数が前年比5割増となるなど人気を得ているという。今年は全体で800名の取り扱いをめざす。

 出発日は、6月から9月にかけて13日設定。発着地は伊丹と羽田を用意し、旅行代金は2名1室利用の場合、朝食9回込みで大人1名13万9800円から。添乗員が伊丹から同行し、羽田発着の顧客にも2日目から10日目のホテル発まで対応する。

 現地では3、4、6、7日目に「釧路湿原・阿寒国立公園周遊コース」など無料の日帰りバスツアーを用意。6日目の「秘境・裏摩周 神の子池コース」は今回が初めての設定だ。また今年は、8月30日の出発のみ初めて第12回釧路大漁どんぱく花火大会を観ることができるようにしている。

 このほか、現地では2日目にオリエンテーションを実施し、他都市への移動方法や滞在中の過ごし方、緊急連絡先などを説明。出発前にも東京と大阪で完全予約制の無料説明会を実施する。

 なお、阪急交通社では今後も国内では沖縄など、海外では欧州やハワイなどで、長期滞在に現地オプショナルツアーと添乗員同行を組み合わせた商品を拡充していく計画。すでに、海外ではロンドンに10日間滞在する商品を設けている。