ケニア、ケニアにおけるテロに対する注意喚起(在ケニア日本国大使館 発出情報)
在ケニア日本国大使館よりテロに対する注意喚起が発出されておりますのでお知らせいたします。
ケニアへのご旅行をご予定の方は、くれぐれもご注意ください。
ケニアにおけるテロに対する注意喚起
1. 4月2日早朝、ケニア北東地域ガリッサ郡ガリッサ町のガリッサ大学に対し、銃で武装した民兵による襲撃事件が発生し、これまで15名が死亡し多数が負傷しています。民兵は、現在も立て籠もりを継続して治安当局と交戦しており、ソマリアのイスラム過激派組織アル・シャバーブ(AS)は犯行声明を発しました。
2. 3月27日には、豪政府が「近い将来、ナイロビ市内の人々で混雑する場所において、テロリストが攻撃を行うことを計画している。」とする渡航情報を発して自国民に警戒を呼び掛け、同じく英政府は、沿岸地域タナ・リバー郡から観光地として有名なマリンディ、ワタムの所在するキリフィ郡、モンバサ郡、クワレ郡トゥイにいたる海岸線から内陸へ向かって15キロ範囲の沿岸部の危険度を引き上げました。
3. 4月3日からはイースター休暇に入るところ、在留邦人の皆様におかれましては、特に同期間中はテロの脅威が高まることを認識され、ショッピング・センターやホテル等欧米系外国人や観光客が多数利用する施設を利用する際は、次の対策をとるようにお願いします。
* 昼時など混雑する時間帯を避ける。
* 滞在時間を短くする。
* 正面ゲートでの待ち合わせや付近のカフェ等の利用を避ける。
* 周囲の状況に注意を払い、軍服や覆面、ターバン姿などの不審者や、放置された荷物や紙袋など不審な状況を察知したら速やかにその場を離れる。
* 爆発音を聞いたら、直ちにその場に伏せる、机など頑丈な場所に潜り込む。
* 発生現場に行かない、発生現場から離れる(トラップ爆弾・2次攻撃のおそれ)。
平成27年4月2日
在ケニア日本国大使館 領事・警備班