リオ五輪の指定旅行会社、JTB・KNT・東武トップツアーズの3社に
ジェイティービー(JTB)、KNT-CTホールディングス、東武トップツアーズの3社はこのほど、2016年8月にブラジルのリオデジャネイロで開催される第31回オリンピック競技大会の観戦ツアーを実施する指定旅行会社に認定された。3社は日本において観戦入場券つきツアーの企画や販売をおこなう権利を有することになる。
JTBでは2015年8月頃から、観戦ツアーの詳細を順次発表する予定。開会式の観覧を中心とするツアーや、新たに正式種目に採用されたゴルフなどを観戦するツアー、観戦と観光を合わせたツアーなどを企画する。情報は専用ホームページで発信するほか、メール配信サービスなども検討しているという。
KNT-CTホールディングスは、近畿日本ツーリストなどのグループ会社各社で観戦ツアーを企画する予定。リオデジャネイロには現地事務所を開設し、ツアー参加者の受入体制を整える。
東武トップツアーズは、「スポーツ営業部・東京2020推進室」内に専門のツアーデスクを設け、専任スタッフを配置。最新の現地情報を収集し、法人や団体、小人数のグループの需要に応えられる体制を整える。また、観戦入場券つきツアーの企画や販売に加えて、オーダーメイド型商品も取り扱う。ツアーの発売は今秋を予定する。