JTBBWT、観光アプリ「東京ロケ旅」提供開始、5ヶ国語で

  • 2015年3月26日

 JTBコーポレートセールス(JTBBWT)は3月26日、スマートフォン用観光アプリケーション「東京ロケたび」の提供を開始した。映画やテレビドラマのロケ地、アニメなどの舞台となった地域の情報発信を通じて、観光活性や人々の交流促進をはかるとともに、製作会社と都内各自治体との関係強化やロケ受入施設の増加、フィルムコミッションの設立推進などもめざす。

 アプリケーションは東京都と、JTBBWT、映画レビューアプリを運営するつみき社の2社連携で製作。システムのベースとして、ソフトバンクテレコムのプラットフォーム「Japan2Go!」を活用した。アプリでは、テレビドラマや映画、アニメなどの都内ロケ地について、約140ヶ所のコンテンツを掲載した。また、東京都の各市町村のおすすめのロケ地を、コンテンツ情報や周辺の観光地などの情報とともに紹介している。

 さらに、コンテンツ内には東京都内のフィルムコミッションと製作会社をつなぐツールとして「フィルムコミッションポータル」を設置。フィルムコミッションがロケ地の周辺情報やエキストラ募集、ロケツーリズム活性化のための情報を記事として随時配信しており、製作会社などにロケ地探しのツールとして活用してもらいたい考え。このほか、つみきの運営する映画アプリ「Filmarks」と連携しており、ロケ地該当映画の作品情報や口コミ・評価のチェックも可能とした。

 言語は日本語、英語、韓国語、中国語(繁体字、簡体字)の5ヶ国語に対応。訪日外国人にも対応可能とした。

 また、4月からは「東京ロケ地あるき」などのイベントを各ロケ地で開催する予定だ。ロケ地の各市町村や映画会社などと連携したプログラムも用意する。