成田、乗継客の個人向けラウンジ利用を無料化、シャワールーム半額も
成田国際空港は4月1日から、乗継客の個人向けラウンジの利用料を無料にする。国内線から国内または国際線に乗り継ぐ乗客と、際際乗継で一度入国手続をおこなった訪日客を対象にしたもの。訪日客については2014年度、利用料金を半額にする施策を展開していた。各施設の受付カウンターで乗継が確認できる航空券などを提示する必要がある。
個人向けラウンジは第1ターミナル中央ビル5階と第2ターミナルビル本館4階の、出国手続き前の一般エリアに位置する「トラベラーズラウンジ ラシュラン」が対象だ。ラウンジではコーヒーや各種お茶のサービスのほか、無料WiFiサービスも提供する。通常利用料は税込み1030円かかるが、乗継客については無料とした。
さらに、シャワールームの利用料も半額化。2014年度から訪日客向けにサービスを実施していたが、サービス対象を乗継客に拡大した。中央ビル2階の「シャワールーム」と、第2駐車場ビル地下1階の「カプセルホテル ナインアワーズ」のシャワールームについて、通常税込み1030円のところを500円で提供する。