エチオピア航空、サンパウロ線ノンストップ化、日系人需要に期待
エチオピア航空(ET)は4月25日から、現在はアフリカ西部のトーゴの首都ロメを経由して週3便を運航している、アディスアベバ/サンパウロ(グアルーリョス)線をノンストップ化する。使用機材はボーイングB787型機。ETによれば、ロメ経由に比べて所要時間は2時間以上短かくなるという。
ETは4月22日から成田/アディスアベバ線に週3便で就航する予定で、そのうち2便でサンパウロ線への同日乗り継ぎが可能。金曜日と日曜日の成田発ET673便は2時間45分で、火曜日と木曜日のアディスアベバ発ET672便は1時間45分で、それぞれサンパウロ線に乗り換えることができる。
ETでは、ブラジルへの出張や観光旅行に加えて、日系ブラジル人の里帰りなどにも同路線の活用を訴求する考え。北米経由、欧州経由、中東経由に次ぐ「第4のルート」として提供したいという。
▽ET、成田/アディスアベバ/サンパウロ間 運航スケジュール(4月25日~)
ET673便 NRT 20時45分発/ADD 06時00分着(水、金、日)
ET506便 ADD 08時45分発/GRU 14時45分着(月、水、土)
ET507便 GRU 02時30分発/ADD 20時30分着(火、木、日)
ET672便 ADD 22時15分発/NRT 19時30分着※翌日(火、木、土)
※成田/アディスアベバ線は香港経由