鳥取県、宿泊が半額になる「プレミアム宿泊券」、地方創生交付金活用で
鳥取県は4月1日午前9時から、「プレミアム宿泊券 とっとりで待ってるけん」を全国の大手コンビニエンスストア約4万9000店舗で発売する。政府の「地域住民生活等緊急支援のための交付金」を活用したもの。鳥取県によると、同交付金を活用したプレミアム宿泊券の大手コンビニストアでの販売は今回がはじめて。県内全域での発行も初の試みだ。JTB中国四国が宿泊券の発行・精算などの事務局を担当する。
プレミアム宿泊券は、県内の宿泊施設で宿泊や土産物の購入などに利用できるもので、額面1万円の券を5000円で販売する。枚数は1万4000枚限定で、全国のセブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルK・サンクス、ミニストップで販売する。
ホテル、旅館、民宿、民泊での精算時に限り使えるもので、現金との引き換えや釣り銭の支払いは不可とした。また、1泊につき1人あたり2枚までが上限。連泊や複数名での利用も可能だ。楽天トラベルやじゃらんなど、旅行会社経由で宿泊施設を予約した場合でも、現地精算であれば利用できる。
利用期間は4月13日チェックイン分から、11月1日チェックアウト分。利用可能施設は3月20日まで公募中。鳥取県では約100施設での利用を目標に据えている。