兵庫県旅行業協同組合（菅原博美理事長=ドリーム観光サービス、26組合員）は2月26日、神戸市中央区のANAクラウンプラザホテル神戸で第39回通常総会を開いた。任期満了に伴う役員改選が行われ、新理事長として小林直基さん（小野旅行センター）を選出した。

　小林新理事長は「理事経験がもっとも長いことから理事長に選ばれた。菅原前理事長も理事として残っていただけるので、ご協力とご支援をいただきながら、組合発展のため誠心誠意頑張りたい」と抱負を語った。

　菅原前理事長は「2期4年、組合員の皆さんのおかげで大きな事故もなく大任を果たすことができた。感謝申しあげたい」と話した。

　総会で明らかにされた第38期2014年度の取扱総額は対前年107.3％の21億3300万円。統一クーポンの発券額は12億5千万円の目標に対して、14億1700万円の実績だった。

　今年度については取引総額21億円、統一クーポン発券額13億5千万円、日本旅行取扱額7億5千万円を目標に掲げた。かねてより懸案だったＫＴＴ（近畿東海旅行業連合会）によるOATA統一クーポンの発券については、話し合いの途上であることが報告された。組合員の拡大については重要課題と位置づけ、拡大に向けて組合員に協力を求めた。

　別会場では兵旅協契約機関協力会（金子基文会長=琵琶湖グランドホテル京近江）の第13回総会も開かれ、役員改選で金子会長の続投が決まった。

　総会後に行われた合同懇親会には130人が出席した。

情報提供：トラベルニュース社