ユナイテッド、空港ラウンジのサービス刷新、成田は改装
ユナイテッド航空(UA)は2015年、世界49ヶ所の会員の空港ラウンジ「ユナイテッドクラブ」のサービスを刷新する。無料の軽食メニューを一新するほか、インテリアなどの大幅な改装を実施。成田空港のラウンジも改装する。
新しい軽食メニューについては3月から、シカゴ・オヘア国際空港のラウンジを皮切りに導入。今秋を目途にヒューストン・ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港やデンバー国際空港、ロサンゼルス国際空港、サンフランシスコ国際空港などでも提供を開始し、年内には米国内外の全ラウンジへの導入を予定する。また、販売用の酒類のラインナップ変更や、販売用食事メニューの提供も試験的に開始する。
改装については年内に、成田空港やオヘア空港、ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港、香港国際空港などで実施。また、サンフランシスコ国際空港などにラウンジを新設する。アメニティやデザインコンセプトは、ロンドン・ヒースロー空港などの改装で採用したものを踏襲し、座席数も増やすという。
そのほかUAでは、ラウンジスタッフのトレーニングに注力する考え。ホテルなどホスピタリティ業界の基準を参考にするという。