KNT-CT、1月国内は4.1%減-テーマ旅行は好調
KNT-CTホールディングスの2015年1月の旅行取扱概況で、国内旅行の取扱額は前年比4.1%減の195億6446万円となった。団体旅行は2.1%減の37億1589万円、企画旅行は6.9%減の123億392万円と前年を下回った一方、個人旅行は4.4%増の35億4465万円と増加した。
団体旅行のうち、一般団体は前年に複数の企業系コンベンションを取り扱った影響で12.6%減の12億8109万円となった。学生団体は修学旅行以外の取り扱いが堅調で4.5%増の24億3480万円と増加した。企画旅行では、メイトは方面別で関西と北海道、中部・浜名湖方面が好調ではあったものの、全体では10.2%減の50億3063万円と減少した。
クラブツーリズムは4.4%減の72億7124万円。バス旅行を除く国内旅行部門では北海道、九州、沖縄などの遠距離地域が伸び悩み9.9%減となり、バス旅行部門は年末年始のコースが不振であったほかバス新運賃制度に伴う売上減が影響し9.4%減となった。テーマ旅行部門は国内の「ひとり旅」や「写真の旅」、「寺旅」などが好調で1.2%増と前年を上回った。
国内旅行以外では、海外旅行が13.9%減の113億1492万円、外国人旅行は46.6%増の6億709万円となった。関連商品などを合わせた総計は7.1%減の320億3812万円。海外旅行の詳細は別途掲載する(下記関連記事)。