JTB西日本、関空に訪日観光案内所開設、6月には京都も
JTB西日本は4月1日、関西国際空港に外国人旅行者向けの観光案内所「関西ツーリストインフォメーションセンター関西国際空港」を開設する。同社が「関西ツーリストインフォメーションセンター」を開設するのは、2014年12月10日にオープンした心斎橋のセンターに続き2軒目。2015年度は30万人の利用をめざす。
新たなセンターは空港1階の国際線到着ロビーに位置し、関西国際空港内観光案内所整備運営協議会が提供する「関西観光情報センター」、関西エアポートエージェンシーが運営する「トラベルデスク」、さらに外貨両替店のトラベレックスを一体化して開設。全国各地の観光情報や交通情報を提供するほか、ツアーや宿泊施設、交通機関チケットの予約・販売をおこなう。
また、関西のゲート空港として訪日外国人旅行者との接点が多い利点を活かし、訪日外国人旅行者の誘致に取り組む観光関連事業者やグローバル展開をはかる企業の情報を発信するなど、企業と旅行者との「マッチングの場」としての活用もはかる。店舗面積は約79平方メートルで、営業時間は7時から22時まで。対応言語は日本語、英語、中国語、韓国語の計4ヶ国語で、全14名のスタッフで対応する。
さらに、6月には京都駅前の京都タワー内に、京阪電気鉄道と共同で「関西ツーリストインフォメーションセンター京都」を開設予定。オープン後は心斎橋、関西国際空港、京都の3拠点で連携を深め、外国人旅行者へのサービス提供の強化をはかる。