ユニオン航空サービスが破産申請準備、負債1億円
東京商工リサーチ(TSR)によると、愛知県の第2種旅行業者のユニオン航空サービスは2月17日付けで事業を停止した。破産手続きを河邊・加藤法律事務所の植村恭介弁護士などに一任し、名古屋地裁へ破産申請する準備に入ったという。負債総額は約1億円。
TSRによると、同社は1973年11月に設立。パッケージツアーの取り扱いや航空券予約代行などをおこない、一般顧客以外に法人顧客も確保していた。しかし、景気低迷や他社との競合により事業環境が次第に悪化。数年前から業績低下に歯止めがかからず、2014年8月期の売上高は約2500万円に留まり、最終欠損は約600万円となった。その後も資金繰りは多忙を極め、今回の措置となった。