カリフォルニア ディズニー、開園60周年で日本人入園者数2桁増見込む
カリフォルニア ディズニーランド・リゾートは5月22日から、開園60周年を記念したイベント「ダイヤモンド・セレブレーション」を開催する。2月27日におこなったプレス発表会でアジアパシフィック ウォルト・ディズニー・パーク&リゾート マーケティング&セールス シニア・バイスプレジデントのジル・エストリノ氏は「60周年のイベントは私達の歴史の重要な節目をかざる、目を見張るイベントになる」とアピールした。
イベントのプレス発表会の開催は、アメリカ国外では今回が初めて。発表会で挨拶した在日アメリカ大使館商務担当公使のアンドリュー・ワイレガラ氏は「アメリカ以外で最初に開催するということは、どれだけ日本市場が大切かを表している」と話した。また、特別ゲストとして挨拶をおこなった駐日アメリカ合衆国大使のキャロライン・ケネディ氏は「米国外で初めてディズニーパークをオープンした日本は、マジックキングダムの中で特別な場所である」と日本の重要性を強調した。
発表会ではカリフォルニア ディズニーランド・リゾート アンバサダーのジェシカ・バーナード氏とウォルト・ディズニー・ジャパン ディズニー・ディスティネーション インターナショナル シニア・マネージャーの澤田智子氏がプレゼンテーションを実施。バーナード氏は「ダイヤモンドは永遠かもしれない。しかし、私達のダイヤモンド・アニバーサリーは期間限定で、本当の意味で人生に一度のイベント。ぜひ日本の皆さま方に来ていただきたいと思う」とアピールした。
イベントとしてディズニーランド・パークでは、150万個以上のLEDライトを使用したパレード「ペイント・ザ・ナイト・パレード」を開催。ミッキーマウスやモンスターズ・インク、カーズ、アナと雪の女王などのキャラクターが登場する。また、プロジェクションマッピングを使用した花火のショー「ディズニーランド・フォーエバー」も実施する。
一方、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークでは、水と光、音楽を使用したショー「ワールド・オブ・カラー:セレブレイト!ワンダフル・ワールド・オブ・ウォルト・ディズニー」を開催。通常おこなっているショー「ワールド・オブ・カラー」を、新たなストーリーで展開する。
加えて、ディズニーランド・パークの象徴である「眠れる森の美女の城」とディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークの「カーセイ・サークル・シアター」を、ダイヤモンドをモチーフに装飾。さらに、同イベントをテーマにしたグッズやメニューなども販売する。
澤田氏によると、日本から同リゾートへの訪問者数は年々増加。イベントでは「日本人はアニバーサリーなどのイベントが好きな方が多いので、前年比2桁増を見込んでいる」と説明した。