ロイヤル・カリビアン、3月に新予約システム導入、作業を迅速化
ロイヤル・カリビアン・クルーズは2015年3月から、旅行会社向けの新たな予約システム「エスプレッソ」を導入する。ロイヤル・カリビアン・インターナショナルなど、傘下のクルーズブランドの販売に使用するもので、現在の予約システム「クルーズマッチ」に比べて必要なクリック数を削減し、旅行会社による予約作業の迅速化を進める。また、タブレット端末に対しても最適化をはかった。
同社によればエスプレッソは、クルーズマッチよりも直観的な操作を念頭に置いて開発。予約業務に必要なクリック数については従来の7回から5回に削減し、重要な機能や使用頻度の高い機能をトップページに集約したという。また、販売可能な商品を一元的に表示することで、最大で4種類の客室を同時に予約できるようにしたほか、デッキプランなどを確認しながら予約できるようにした。
そのほかには、ワード予測機能を追加するなどして、検索エンジンを強化。顧客とのコミュニケーションの履歴も閲覧できるようにした。